知念では、人間のおじさんでは無く、魚のおじさんの事をピンイユーと言います。沖縄の方言ではカタカシーといいますが、 沖縄本島でも大体、糸満、港川、奥武島、知念村など、昔の漁業のまちなどでは、魚の呼び名も若干変わってきます。 あと、昔漁業のまちだった地域の言葉や気質が荒かったりしますね。 以前大里村から嫁いできたおばさんは、親戚同士の会話を喧嘩をしていると思い、風呂から出られずに泣いたことがあったりしました。 また、うちの親が奥武島に高校生の頃喧嘩をしに行き、勝ったのはいいが、この島に一本しかない橋に仲間があつまり、出るに出られず泳いで帰った話など聞いたことがあります。
追い込みは面白いよ!とつれられたのいいが、海では優しいおじぃ達も海では口が強く散々怒鳴られるなどしましたね。 あっ話が若干脱線しましたが、中学、高校生の頃夜に親と300メートルくらいの網を船から仕掛け朝早く大きく長い竹ざおで水面を叩いて、網を引き上げるのですが、よくピンイユーがとれました。 生きているピンイユーを手で握ると『ピュ』と鳴きます。 おそらくそこから名前が付いたとは思いますが、お汁にするといい出汁がでて美味しい魚です。
はい、では皆さんも一緒に “ピンイユー”
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Date: 2003/10/02
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